医学・薬学関連領域の専門出版社
株式会社 ヴァンメディカル

主な内容

■巻頭連載―がんの疫学（７）
卵巣がん

■特 集 卵巣がん患者の治療をめぐって
１．卵巣がんを疑うとき―問診から確診まで
２．卵巣がんの進行期分類と，治療方針の立て方
３．妊孕性温存―どこまで対応が可能か
４．インフォームドコンセントをどう行うか
５．治療の実際
１）早期癌への対応は
ａ）手術療法
ｂ）明細胞腺癌に対する手術／化学療法
ｃ）化学療法の具体的なレジメン
２）胚細胞腫瘍への対応は
３）進行癌への対応は
ａ）手術＋術後化学療法（Optimal例への対応）
ｂ）手術＋術前・術後化学療法（Suboptimal例への対応)
ｃ）化学療法の具体的なレジメン
４）再発・転移例への対応は
ａ）化学療法の進め方
ｂ）化学療法以外の治療を選択するとき
６．新しい薬剤の開発とその展望
７．妊孕性を喪失した患者へのケアをどう行うか
１）心身医学的見地を含めた研究者の立場から
２）一般病院医師の立場から

■連 載

抗がん剤を知る―薬剤選択のための知識（８）
インフォームドコンセントの現場から（８）
実践・緩和医療のすべて（８）
クローズアップ・がん治療施設（７）
症例提示（８）
抗がん剤情報（１）
トピックス（７）
研修医からの質問Ｑ＆Ａ

■総 説
肺がん患者への術後補助化学療法をめぐって

主な内容

特集：深在性真菌症と抗真菌薬の使い方

●深在性真菌症のリスクファクター
●薬剤耐性真菌の現況と抗真菌薬の適応
●各種真菌症の臨床的特徴と治療
１）アスペルギルス症
２）カンジダ症
３）クリプトコッカス症
●特殊病態下の真菌治療－抗真菌薬の選択と使い方
１）血液疾患
２）悪性リンパ腫
３）臓器移植後
４）癌化学療法下の真菌治療
５）HIV感染症

小特集：かぜ流行期の呼吸器外来診療－市中病原体の変貌とニューマクロライドの役割

●患者が訴える”かぜ”を見分けるポイント
●急性呼吸器感染症における外来診療のポイント
１）かぜ流行期のマイコプラズマ，クラミジア
－非定型病原体の関与の実態
２）抗菌薬の投与期間と効果判定はどうあるべきか
●上気道・下気道におけるニューマクロライドの使い方
１）成人の急性呼吸器感染症
２）小児の急性呼吸器感染症

連載
ワンポイント臨床細菌学(8)
●クレブシエラ属
役立つインターネット
●RSウイルスとRSウイルス感染症に関するホームページ
随感
●思い出ずるままに（10）－医学人生模様

主な内容

特集：小児重症感染症の治療と対策－抗菌薬を使うポイント

●小児重症感染症とは－市中重症感染症と院内感染症
●小児重症感染症に使う抗菌薬
１）治療薬としての現状と臨床上の課題
２）薬物動態と薬力学を踏まえた投与量設定
●小児における耐性菌の現況
●小児重症感染症の臨床－病態・起炎菌・治療
１）細菌性髄膜炎
２）敗血症
３）肺炎
４）腸管感染症
５）小児尿路感染症
６）血液疾患合併感染症
７）小児熱傷と感染
●小児における院内感染対策のポイント

連載
ワンポイント臨床細菌学(9)
●ナイセリア属
シリーズ・院内感染対策
●ICUでの感染対策

主な内容

特集：病院感染制御と抗菌薬－治療的・予防的視点からのアプローチ

●病院感染制御とは－抗菌薬使用の立場から
●抗菌薬管理プログラム－院内耐性菌抑制の試み
●内科領域における感染制御－日和見感染対策
１）呼吸器系
２）血液系
●周術期の感染制御
１）消化器外科
２）泌尿器科
３）産婦人科
４）口腔外科
●薬剤耐性菌とアウトブレイク対策
１）メチシリン耐性黄色ブドウ球菌（MRSA）感染症
２）バンコマイシン耐性腸球菌（VRE）感染症
３）多剤耐性緑膿菌（MDRP）感染症
４）セラチア感染症
●感染制御から見た抗菌薬適正使用の指導のあり方

小特集：宿主・病態とマクロライド療法－慢性感染性疾患の治療戦略

●マクロライド療法とは
●マクロライド療法中における急性増悪と対応策
●呼吸器系のマクロライド療法
●耳鼻咽喉科系のマクロライド療法

連載

ワンポイント臨床細菌学（10）
●モラクセラ属
随感
●思い出ずるままに(11)－医学人生模様

主な内容

特集：マクロライド系，ケトライド系抗菌薬－急性感染症で選ぶ決め手・使う術

●急性感染症におけるマクロライド系，ケトライド系抗菌薬のとらえ方
●マクロライド系，ケトライド系抗菌薬の臨床的特徴
●抗菌薬選択の分岐点
１）成人－β-ラクタム薬・キノロン薬との分岐点
２）小児－β-ラクタム薬との分岐点
●マクロライド系，ケトライド系抗菌薬を選ぶ決め手・使う術
１）成人の呼吸器感染症
２）小児の呼吸器感染症
３）耳鼻科咽喉科感染症
４）腸管感染症
５）産婦人科感染症
６）歯性感染症
●高齢者とマクロライド系，ケトライド系抗菌薬
●日米欧のマクロライド系，ケトライド系抗菌薬－使用状況の違いとその理由

連載
ワンポイント臨床細菌学（11）
●セラチア属
シリーズ・院内感染対策
●輸液投与時の衛生管理
随感
●思い出ずるままに（12）－医学人生模様

主な内容

特集：かぜ症候群と抗菌薬－抗菌薬を使うべき時，その理由

●抗菌薬の対象となる”かぜ症候群”とは
●かぜ症候群のリスク評価と抗菌薬
１）成人
２）小児
●かぜ症候群の患者で細菌性を疑う症状・所見
●成人のかぜ外来－抗菌薬を使うべき時，私の処方
１）急性咽頭炎・扁桃炎
２）急性喉頭炎
●小児のかぜ外来－抗菌薬を使うべき時，私の処方
１）急性咽頭炎・扁桃炎
２）小児のクループ（喉頭炎）
３）続発症－急性中耳炎・副鼻腔炎

小特集：かぜ外来とマイコプラズマ感染症
●気道系，呼吸器系のマイコプラズマの現況
●急性の咳のとらえ方－外来でマイコプラズマを疑うポイント
●外来で診るマイコプラズマ－診察・治療のポイント
１）成人
２）小児

連載
ワンポイント臨床細菌学（12）
●マイコプラズマ属
シリーズ・院内感染対策
●冬の院内ウイルス感染対策
随感
●思い出ずるままに（13）－医学人生模様

主な内容

特集：研修医に教えておきたい 抗菌薬の使い方

●研修医は抗菌薬の何を知り，指導医は何を教えるべきか
●病院内で遭遇する感染症の実際
●抗菌薬を使う前の心得－何が抗菌薬使用を決めるか
●研修医が知っておきたい検査情報のポイント
●各科別 抗菌薬指導のポイント
１）呼吸器科
２）泌尿器科
３）耳鼻咽喉科
４）小児科
５）産婦人科
６）外科
７）血液内科
８）救急

連載
ワンポイント臨床細菌学（13）
●バクテロイデス属
シリーズ・院内感染対策（30）
●呼吸器衛生／咳エチケット
随感
●思い出ずるままに（14）－医学人生模様

主な内容

特集：緑膿菌感染症の治療戦略

●薬剤耐性緑膿菌に対する３剤併用効果
●緑膿菌の薬剤耐性機構について－臨床的観点から
●緑膿菌感染症の臨床病理学的所見の特徴
●緑膿菌と抗菌薬
１）セフェム系
２）カルバペネム系
３）アミノグリコシド系
４）フルオロキノロン系
●緑膿菌による重症感染症と抗菌薬の使い方
１）呼吸器系における緑膿菌感染症
２）泌尿器系における緑膿菌感染症
３）外科領域における緑膿菌感染症
４）血液疾患合併例の緑膿菌感染症

小特集：ニューマクロライドの臨床パラダイムシフト－クラリスロマイシン最新トピックス

●クラリスロマイシンの気道上皮被覆液への移行性とその臨床的意義
●小児インフルエンザ治療における抗ウイルス薬とマクロライド併用療法
●呼吸器系ウイルスに対するクラリスロマイシンの効果

連載
ワンポイント臨床細菌学（14）
●アシネトバクター属
シリーズ院内感染対策（31）
●エピネットの活用と院内感染対策
随感
●思い出ずるままに（15）－医学人生模様

主な内容

特集：外来で見逃せない 市中耐性菌と市中感染症

●市中耐性菌に対する抗菌薬使用の基本的考え方
●市中耐性菌の現況・対策
１）市中獲得型MRSA
２）PRSP
３）BLNAR
●実例に学ぶ外来診療のポイント
１）気道感染症
２）マイコプラズマ，クラミジア肺炎
３）レジオネラ肺炎
４）結核
５）中耳炎・副鼻腔炎
６）腸管感染症
７）膀胱炎
８）淋菌・クラミジア感染症

連載
ワンポイント臨床細菌学（15）
●ビブリオ属
シリーズ・院内感染対策（32）
●抗インフルエンザ薬の予防投与と院内感染対策
随感
●思い出ずるままに（16）－医学人生模様

総説 咳と非定型病原体－小児によく見られる咳の原因とその治療－

原著 肺炎球菌莢膜へのマクロライド系抗菌薬の動態

主な内容

特集：かぜ流行期の 高齢者肺炎にどう対応するか

●冬の高齢者肺炎対応の基本的な考え方
●高齢者肺炎の臨床診断
●高齢者肺炎と抗菌薬の使い方
●かぜ流行期の高齢者に対する抗菌薬使用の考え方
1）かぜ症候群の高齢者に対して
2）インフルエンザの高齢者に対して
●高齢者肺炎の特徴と対応策
1）外来高齢者の肺炎
2）入院高齢者の肺炎
3）介護施設高齢者の肺炎
4）在宅介護高齢者の肺炎
●ワクチンの効果と問題点
1）インフルエンザワクチン
2）肺炎球菌ワクチン

連載
●ワンポイント臨床細菌学（16）
・バチルス属
●シリーズ 院内感染対策（33）
・疥癬の院内感染対策
●随感（17）
・思い出ずるままに－医学人生模様