実地医家のための消化器診療シリーズ IBS診療の手びき-過敏性腸症候群の鑑別と治療-
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主な内容
総 説
1.IBSとはどのような疾患か(RomeⅢに準拠した新しい疾患概念)
2.IBSの自覚症状と病型分類(主訴と経過から見た病型分類)
3.IBSの疫学からの知見(外来患者に占める割合,病型別頻度)
4.IBSによる便秘症状
(運動機能障害,知覚過敏,心理的・社会的要因などの原因と発症機序)
5.IBSによる下痢症状
(運動機能障害,知覚過敏,心理的・社会的要因などの原因と発症機序)
6.IBSによる腹痛・腹部不快症状
診 断
7.IBSの診断基準(RomeⅢによる診断基準)
8.問診の実践的な進め方(IBSを疑う症状と診断)
9.確定診断へのアプローチと方法(IBS診断のための各種検査)
10.類似疾患との鑑別法と実際(器質的疾患の除外診断)
治 療
11.過敏性腸症候群の病態別の治療
12.便秘への内科的対応(消化管運動機能改善薬などによる薬物療法)
13.便秘への心身医学的対応
14.下痢への内科的対応(主に薬物療法について)
15.下痢への心身医学的対応(心理療法/抗不安薬などによる薬物治療を含む)
16.腹痛・腹部不快症状への内科的対応
17.腹痛・腹部不快症状への心身医学的対応
18.生活および食事指導