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アウトブレイク探偵 見えない感染伝播に迫る手法

アウトブレイク探偵 見えない感染伝播に迫る手法
防衛医科大学校国際感染症学講座 准教授 加來浩器 編著
発行年月
2009年2月刊
定価
本体2,300円+税
判型
B5判
ページ数
100頁
ISBN
978-4-86092-080-7
注文番号A56
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主な内容

Prologue あなたもアウトブレイク探偵になれる!

1章 事件にのぞむ前に-アウトブレイクのABC-
1. 事件の括り-そもそもアウトブレイクとは
2. 事件の察知と手がかり-アウトブレイクへの気づき
(1) 事件の察知
(2) 事件の手がかり
(3) 医療環境とアウトブレイク
3. 捜査のいろは-アウトブレイク対応の基本
(1) アウトブレイクの存在を確認
(2) 感染制御活動の開始
(3) 実地疫学調査の実施
(4) 対応策の評価
(5) 提言のまとめ

2章 事件現場と事件の収拾-アウトブレイク発生時の初期対応-
1. 事件の第1報-アウトブレイクか否か
2. アウトブレイクの初期対策

3章 事件の調査-実地疫学調査のABC-
1. 実地疫学調査のアウトライン
(1) アウトブレイクの概要(規模や特徴など)を把握する段階
(2) 感染源や感染経路に関する危険因子の考察と検証の段階
2. 症例定義(Case Definition)
3. 積極的症例探査(Active Case Findings)と情報収集(Data Collecting)
4. 記述疫学(Descriptive Epidemiology)
(1) 時の要素
(2) 場所の要素
(3) ヒトの要素
5. 仮説の設定(Generate the hypothesis)
6. 仮説の検証(Hypothesis Inspection)
(1) コホート研究
(2) 症例対照研究
7. 因果関係の確認
8. 仮説以外の機序について検討
9. まとめ
◆付録:Excelでできる解析疫学の統計ソフトの作り方

4章 リスクコミュニケーション
1. リスクコミュニケーションの目標
2. リスクコミュニケーションの方法と内容
3. 調査委員会とリスクコミュニケーション
4. まとめ

5章 実地疫学専門家養成コース(FETP)
1. FETPとは
2. FETPの仕事
(1) いわゆる座学(講義スタイルの活動)
(2) ルーティンの仕事(静かな仕事)
(3) アウトブレイク出動(目立つ仕事)
(4) 国際的な活動
3. FETPになるには
(1) 組織の中のFETP
(2) どんな人たちが集まっているのか?
(3) 役立つキャリア・準備
(4) FETP終了後の進路