書籍

研修医のための 感染症クリニカルガイダンス

研修医のための 感染症クリニカルガイダンス
杏林大学医学部第1内科教授 後藤 元 編
帝京大学医学部微生物学講座教授 斧 康雄 編
発行年月
2005年4月刊
定価
本体3,800円+税
判型
B6変形判
ページ数
360頁
ISBN
4-86092-060-0
注文番号A39
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主な内容

1 感染症の基本的理解

1・1 宿主と感染
1・2 感染様式
1・2・1 垂直感染と水平感染
1・2・2 内因性感染と外因性感染
1・2・3 顕性感染と不顕性感染
1・2・4 日和見感染
1・2・5 病院感染と市中感染
1・3 菌交代現象と菌交代症
1・4 感染経路
1・5 薬剤耐性菌とは
1・6 病院感染にかかわる予防策
1・6・1 標準予防策
1・6・2 拡大予防策

2 感染症患者をはじめて診る

2・1 感染症の5W1H-問診のポイント
2・2 軽症・(中等症)・重症の区別
2・3 感染症の鑑別・病原体の鑑別
2・3・1 感染性か非感染性か?
2・3・2 細菌性か非細菌性か?

3 感染症のパラメーター

3・1 発熱
3・2 白血球数とその分画
3・3 C-reactive protein(CRP)
3・4 赤血球沈降速度(赤沈)

4 検査法と検査結果の見かた

4・1 検体の採取と保存
4・1・1 部位別 正しい採取法
4・1・2 検体の保存法
4・2 病原微生物の同定
4・2・1 一般細菌
4・2・2 嫌気性菌
4・2・3 抗酸菌
4・2・4 真菌
4・2・5 レジオネラ
4・3 PCR法
4・4 ラテックス凝集法
4・5 血清学的診断法
4・5・1 梅毒
4・5・2 HIV感染症
4・5・3 ウイルス性肝炎
4・5・4 真菌感染症
4・5・5 非定型肺炎(マイコプラズマ,クラミジア)
4・6 尿中抗原(肺炎球菌,レジオネラ)
4・7 薬剤感受性検査
4・7・1 ディスク法
4・7・2 MIC測定
4・7・3 検査値の読み方
4・8 その他
4・8・1 エンドトキシン
4・8・2 β-glucan
4・8・3 EBウイルス

5 診療科別 遭遇頻度の高い感染症の要点

5・1 内科系
5・1・1 外来患者
5・1・2 入院患者
5・2 救急
5・3 外科系
5・3・1 外来患者
5・3・2 入院患者
5・4 産婦人科系
5・4・1 外来患者
5・4・2 入院患者
5・5 小児科系
5・5・1 小児感染症の特殊性
5・5・2 外来患者
5・5・3 入院患者

6 臓器別 感染診療の手順

6・1 全身系
6・1・1 敗血症
6・1・2 感染性心内膜炎
6・2 中枢神経系
6・2・1 髄膜炎-小児
6・2・2 髄膜炎-成人
6・2・3 脳炎
6・2・4 脳膿瘍
6・3 呼吸器系
6・3・1 かぜ症候群
6・3・2 インフルエンザ
6・3・3 咽頭炎・喉頭炎
6・3・4 急性気管支炎
6・3・5 慢性気管支炎
6・3・6 気管支拡張症
6・3・7 慢性呼吸器疾患の急性増悪
6・3・8 市中肺炎
6・3・9 院内肺炎
6・3・10 肺膿瘍
6・3・11 胸膜炎
6・3・12 SARS
6・3・13 肺結核
6・4 消化器系
6・4・1 感染性腸炎
6・4・2 腹膜炎
6・4・3 腹腔内膿瘍・肝膿瘍
6・4・4 急性胆嚢炎・胆管炎
6・4・5 食中毒
6・4・6 消化管寄生虫症
6・4・7 ウイルス肝炎
6・5 泌尿器系
6・5・1 単純性膀胱炎
6・5・2 複雑性膀胱炎
6・5・3 尿路留置カテーテル感染
6・5・4 急性腎盂腎炎
6・5・5 性感染症(STD)
6・6 耳鼻咽喉科系
6・6・1 急性扁桃炎・扁桃周囲膿瘍
6・6・2 急性喉頭蓋炎
6・6・3 中耳炎
6・6・4 副鼻腔炎
6・7 外科系
6・7・1 術後感染症
6・7・2 周術期の感染予防
6・7・3 熱傷感染
6・7・4 破傷風・ガス壊疽
6・8 血液系
7・8・1 Febrile neutropenia
6・9 輸入感染症
6・10 整形外科系
6・10・1 骨髄炎
6・10・2 化膿性関節炎
6・11 皮膚科系
6・11・1 単純ヘルペス
6・11・2 帯状疱疹
6・11・3 蜂巣炎
6・11・4 リンパ管炎
6・11・5 白癬
6・12 眼科系
6・13 産婦人科系
6・13・1 産婦人科感染症
6・13・2 妊娠と感染症
6・14 小児科系
6・14・1 水痘
6・14・2 麻疹
6・14・3 風疹
6・14・4 手足口病

7 感染症の治療と予防の基本

7・1 化学療法
7・1・1 抗菌薬療法
7・1・2 抗結核薬療法
7・1・3 抗真菌薬療法
7・1・4 抗HIV療法
7・1・5 抗ヘルペス療法
7・2 免疫療法
7・3 対症療法
7・3・1 解熱薬使用時の注意
7・3・2 重症への対症療法
7・4 予防接種
7・4・1 細菌ワクチン
7・4・2 ウイルスワクチン

8 知っておきたい関係法規の要点

8・1 感染症法-担当医としての手続・届け出の要点
8・2 食品衛生法

巻末資料 臨床で使う主な感染症治療薬一覧