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オンコロジストはこう治療している 肺がん診療と化学療法

オンコロジストはこう治療している 肺がん診療と化学療法
三沢市立三沢病院院長 坂田 優 監修
北里大学医学部内科学V教授 益田典幸 編
発行年月
2003年8月刊
定価
本体2,800円+税
判型
B6変形判
ページ数
208頁
ISBN
4-86092-050-3
注文番号A31
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主な内容

1.外来で肺がんを疑うとき-診断の進め方

1 肺がんを疑うべき症状
2 問診の進め方
3 検査の進め方
4 鑑別と診断確定の決め手
5 肺がんの分類と病期の決定

2.肺がんと確診したら-治療の進め方と適応症例

1 治療方針の決定
2 病名告知と,QOLを踏まえたインフォームドコンセントの行い方
3 小細胞肺がんの治療方針
a 限局型(LD):化学療法+放射線療法の適応と実際
b 進展型(ED):化学療法の適応症例
c 予防的全脳照射(PCI)の適応と実際
d 小細胞肺がんの再発・転移への対策

4 非小細胞肺がんの治療方針
a 0期:光線力学的治療と腔内照射の適応と実際
b ⅠA期-ⅢA期:外科手術の適応と実際
c ⅢA期:外科手術+化学療法・放射線療法の適応と実際
d ⅢB期:化学療法+放射線療法の適応と実際
e Ⅳ期:化学療法の適応症例
f 非小細胞肺がんの再発・転移への対策

3.化学療法の進め方

1 小細胞肺がんに対する化学療法の考え方
a 単剤での効果
b 併用療法
c 高齢者への化学療法
d 化学療法+放射線療法
e 新しい治療法
f 臨床試験にあたって

2 非小細胞肺がんに対する化学療法の考え方
a 単剤での効果
b 併用療法
c 高齢者への化学療法
d 術前・術後の化学療法
e 新しい治療法
f 臨床試験にあたって

3 投与スケジュールの実際
a 小細胞肺がんへの化学療法
b 非小細胞肺がんへの化学療法

4.呼吸器症状と痛みの対策,ならびに精神的なサポートについて

1 がん疼痛の対策
2 呼吸器症状とその対策
3 精神的ケアとQOLへの気配り

5.化学療法と緩和医療

6.肺がん診療に関するQ&A

Q1 見落としをなくすためのコツ-どんなケースで見落しがあるのか?
Q2 確診しづらい症例-次にどのような検査が必要か?
Q3 高次医療の必要な患者-専門病院へ紹介するタイミングはいつか?
Q4 外科手術後のケア-患者指導のポイントは?
Q5 放射線療法を行うタイミングは?
Q6 機能低下例,基礎疾患を有する例,高齢者などへの化学療法のあり方は?
Q7 化学療法は入院で行うのか?それとも外来か?
Q8 化学療法はいつ終了すべきか?
Q9 術前・術後の化学療法は必要か?
Q10 脳転移への対策は?
Q11 化学療法の効果判定の基準は何か?
Q12 予後の推察はどのように行われるか?
Q13 化学療法無効例にどう対処するか?
Q14 若年者および高齢者への対応は?
Q15 副作用を見落とさないためのコツは?
Q16 患者への精神的ケアにおいて気を付けるべきことは何か?
Q17 インフォームドコンセントのとりづらい患者への対応は?
Q18 家族とのトラブル防止のために-どのポイントを押えておくか?
Q19 臨床試験に参加する症例はどう選ぶか?
Q20 末期症例に対し,まず何をするか?
Q21 注意を要する症例とは?