書籍

病院感染対策なるほどABC

病院感染対策なるほどABC 
帝京大学医学部微生物学講座助教授 斧 康雄 編
発行年月
2003年2月刊
定価
本体3,200円+税
判型
B5判
ページ数
184頁
ISBN
4-86092-049-X
注文番号A30
申し訳ございません。
こちらの商品は在庫がありません。

関連カテゴリー

主な内容

目次

カラー図譜 塗抹鏡検でわかる微生物-グラム染色と特殊染色-

病院感染とは何か

病院感染発症のしくみ

ヒトのからだと感染症

1.感染症が起きる部位
2.からだを感染から守る免疫のしくみ
3.皮膚・粘膜は感染症の防波堤

ヒトからみた病院感染と対策

1.ヒトに潜む病原微生物-常在菌のバランス-
2.顕性感染と不顕性感染
3.内因性感染と外因性感染
4.日和見感染とCompromised host
5.医原的要因からみた感染リスク
1.外科手術
2.臓器移植
3.透析
4.人工異物
5.カテーテル留置
6.気管切開と人工呼吸器
7.内視鏡検査
8.放射線療法
9.ステロイド薬・免疫抑制薬
10.抗癌薬
11.抗菌薬
12.H2拮抗薬

微生物からみた病院感染と対策

1.細菌の病原性
2.病院感染を起こす病原体
1.細菌
2.真菌
3.ウイルス
4.原虫
5.疥癬

3.薬剤耐性菌とは
4.病院内で問題となる薬剤耐性菌
1.MRSA
2.バンコマイシン耐性腸球菌
3.ESBLs産生菌
4.多剤耐性緑膿菌
5.多剤耐性結核菌
6.セラチア、アシネトバクター、セパシア

感染経路からみた病院感染と対策

1.標準予防策(スタンダード プリコーション)
2.感染経路の種類とその対策
1.空気感染予防策
2.飛沫感染予防策
3.接触感染予防策
4.経口感染予防策

環境からみた病院感染と対策

1.病院内の汚染度と感染リスク
1.病室
2.廊下
3.ナースステーション
4.処置室
5.手術室
6.集中治療室
a) CCU
b) ICU
7.分娩室
8.NICU
9.トイレ
10.浴室
11.空調

2.器具・用具・備品の汚染度と感染リスク
1.注射器・針
2.内視鏡
3.カテーテル
a) 血管カテーテル
b) 尿路カテーテル
4.ドレナージチューブ(ドレーン)
5.気管チューブ
6.その他

医療者・看護者・患者の感染リスクと対策

1.針刺しと防止
1.HBV
2.HCV
3.HIV
2.切創と防止
3.手指消毒
4.うがい
5.MRSA除菌(ムピロシン軟膏)
6.ワクチン接種
7.プリオン対策

予備知識

1.グラム染色の重要性
2.抗菌薬の効き方―細菌構造と作用点
3.消毒薬の効き方
4.微生物検査室の仕事
5.TDM
6.抗菌薬の適正使用