書籍

24時間pHモニタリング

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東北大学医学部消化器病態学分野助教授 浅木 茂 編
発行年月
2001年2月刊
定価
本体3,800円+税
判型
B5判
ページ数
128頁
ISBN
4-900799-35-1
注文番号A21
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主な内容

主題I 24時間pHモニタリングの評価基準

序論 24時間胃内pHモニタリング-評価基準の検討:胃粘膜萎縮度と局所pHとの関係から
1.24時間pHモニタリングの再現性-測定部位とpH holding time
2.24時間胃内pHモニタリング-評価基準の設定について
3.胃内pHモニタリング測定時間およびその解析に関する検討
4.24時間胃内pHモニタリングの新たな基準設定について
5.24時間pHモニタリングにおける評価方法および背景胃粘膜との関連に関する検討
6.消化性潰瘍治療におけるpHモニタリングの評価基準の検討-病態生理および萎縮腺境界を含めて
7.外科的潰瘍治癒の観点からみた胃内pHモニタリングにおける評価基準とその問題点
8.消化性潰瘍とpHモニタリングの将来展望

主題II 胃粘膜萎縮を加味した24時間胃内pH値

序論 胃分泌評価に残された問題-胃粘膜萎縮度の重要性
1.高齢者の胃内pHモニタリングに関する検討
2.胃粘膜萎縮と24時間胃内pHパターン
3.胃潰瘍患者における背景胃粘膜の萎縮と24時間pHモニタリングとの関連に関する検討
4.潰瘍の占拠部位ならびに内視鏡的腺境界からみたpHモニタリング
5.H2ブロッカー,PPI治療に際し,胃粘膜萎縮をどこまで考慮すべきか?
6.胃粘膜萎縮と胃内pH

主題III ライフスタイルと24時間胃内pH

序論 24時間pHモニタリングからみたライフスタイル研究の意義
1.消化管機能と24時間pHモニタリング-食事と胃内pH
2.日常生活での胃内pHの変動
3.外来での胃内pHモニタリングと入院中での胃内pHモニタリングの差異について
4.3年間治癒せずH.pylori除菌にても治癒は得られなかったが,PPI倍量の投与にて治癒の得られた1潰瘍例

主題IV 胃分泌研究と今後の問題
1.24時間胃内pHモニタリングの将来展望
2.現存疾患の診療からみた臨床予防医学への展開