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知っておきたい クロストリディオイデス・ディフィシル感染対策Point20

◆クロストリジウム・ディフィシルは『クロストリディオイデス・ディフィシル』に変わりました!
◆20のPiontによるアプローチで複雑・難解なクロストリディオイデス・ディフィシル感染症を解りやすく解説した,これまでありそうでなかった,クロストリディオイデス・ディフィシル感染対策に特化した専門書です。
◆「クロストリディオイデス・ディフィシル物語」からはじまる様々な例え話で,楽しく,自然に,クロストリディオイデス・ディフィシル感染症の知識を身に付けられます。
◆クロストリディオイデス・ディフィシルに悩める多くの医療従事者待望の一冊が登場しました。
浜松医療センター 副院長 兼 感染症内科長 兼 衛生管理室長 矢野邦夫 著
発行年月
2018年2月刊
定価
本体1,800円+税
判型
A5判
ページ数
124頁
ISBN
978-4-86092-129-3
注文番号A100
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主な内容

クロストリディオイデス・ディフィシル物語
Point 1  『芽胞形成菌』という、非常に守りの堅い特別な細菌です。
Point 2  腸の中で増えて、危険な『外毒素(トキシン)』を作り出します。
Point 3  熱にも乾燥にも耐えられて、環境に長く生きられます。
Point 4  消毒薬が効きにくいので、消毒の際には工夫が必要です。
Point 5  細菌なのに、抗菌薬を使うとむしろ出てきてしまいます。
Point 6  病院内の患者にこっそりと潜み、広がり、悪さをします。
Point 7  症状は単純ですが、意外と見逃しやすいです。
Point 8  重症化することがあり、あなどれません。
Point 9  治ったように見えても、何度も繰り返し発症します。
Point10 検査は必要なときにだけ行い、結果には慎重な判断が必要です。
Point11 手袋は絶対に必要ですが、手袋だけでは伝播を防げません。
Point12 個人防護具は、着脱だけでなく、廃棄まで気を抜けません。
Point13 伝播を防ぐためには、発症者をしっかりと管理することが重要です。
Point14 伝播リスクの高い場所を踏まえた清掃が、環境からの伝播を防ぎます。
Point15 環境表面の清掃にアルコール消毒薬は使用できません。
Point16 主に病院内で感染しますが、市中で感染することもあります。
Point17 患者・家族の協力なしには伝播は防げません。
Point18 『抗菌薬適正使用支援』という考え方が予防の要です。
Point19 集団発生することがあり、日常的に監視をする必要があります。
Point20 強毒タイプがいるので、その動向には注意が必要です。