雑誌

感染と抗菌薬
Vol.20 Suppl.1 2017

特集 アムホテリシンBリポソーム製剤を選ぶ時・使う時―適正な治療活用を目指して
編集
東北大学加齢医学研究所抗感染症薬開発寄附研究部門 教授 渡辺 彰
帝京大学医学部微生物学講座 主任教授 斧 康雄
国立病院機構東京病院 呼吸器センター部長 永井 英明
発行年月
2017年5月刊
定価
本体3,000円+税 (送料実費)
判型
B5判
ISBN
978-4-86092-658-8
注文番号F77

ご購入はこちらから

関連カテゴリー

主な内容

●企画コンセプト
●序論 アムホテリシンBリポソーム製剤は日本の抗真菌薬治療をどう変えてきたか
―国内上市からの10年間を振り返って
●アムホテリシンBリポソーム製剤の基本
―上市後の新知見を踏まえた正しい薬剤特徴の理解
●疫学的側面からみるアムホテリシンBリポソーム製剤の位置づけ
―国内の患者層・原因真菌の変遷および薬剤耐性真菌の近況を踏まえて
●科別 アムホテリシンBリポソーム製剤による治療の現状と今後の展望
(1)呼吸器内科その1―侵襲性糸状菌感染症
(2)呼吸器内科その2―侵襲性カンジダ症
(3)血液内科
(4)小児科
(5)外科系
(6)救急・集中治療領域
(7)眼科
●ガイドラインとアムホテリシンBリポソーム製剤
―国内外のガイドラインでの位置づけと今後の展望
●アムホテリシンBリポソーム製剤の安全性と副作用―10年間の使用経験とエビデンスから
(1)国内臨床開発試験,製造販売後臨床試験および特定使用成績調査における安全性・副作用成績の概要
(2)小児領域における安全性・副作用の捉え方―副作用への対処法を含めて
(3)成人領域における安全性・副作用の捉え方―副作用への対処法を含めて
●アムホテリシンBリポソーム製剤の適正使用 (Antifungal Stewardship)
と使い分け (Antifungal Heterogeneity) の考え方
―患者救命を見据えたリスク&ベネフィットを踏まえて