書籍

手術医療の感染対策がわかる本―すべての業務をまるごとコーディネート!

◆手術室や周術期だけでなく,場所・時間・期間を幅広く網羅した,手術医療の業務全般に対する感染対策を総合的に解説。
◆手術医療における「こんな時どうするの?」に対して,様々なガイドラインや最新のエビデンスより筆者が導き出した,最適・適正な感染対策の答えがこの一冊に集約!
浜松医療センター 副院長 兼 感染症内科長 兼 衛生管理室長 矢野邦夫 著
発行年月
2018年11月刊
定価
本体2,000円+税
判型
A5判
ページ数
144頁
ISBN
978-4-86092-134-7
注文番号A105
ご購入はこちらから

関連カテゴリー

 ※BASE株式会社の決済システムを使用しています。

主な内容

第1章 環境整備
①手術室の環境整備
②集中治療室の環境整備
③外科病棟の環境整備

第2章 手術器具や器材の管理
①滅菌・消毒・洗浄
②滅菌された器具や器材の管理

第3章 隔離を要する患者への対応
①隔離を要する患者の手術
②隔離を要する患者の病室外への搬送

第4章 手術部位感染の予防策
①手術部位感染の分類と手術創の汚染レベル
②コンセンサスの得られた手術部位感染の予防策
③議論の多い手術部位感染の予防策

第5章 手術後の発熱
①手術中~手術後数日
②手術後1週間以内
③手術後1週間以降
④手術後1ヶ月以降

第6章 手術部位感染の対応
①手術部位感染の発生時の対応
②不潔な手術創の対応

第7章 手術部位感染以外の感染症とその予防
①人工呼吸器関連肺炎
②カテーテル関連尿路感染
③カテーテル関連血流感染
④クロストリディオイデス・ディフィシル感染症

第8章 手術に関わりのある耐性菌
①MRSA
②緑膿菌
③アシネトバクター属
④ESBL産生菌
⑤カルバペネム耐性腸内細菌科細菌
⑥コアグラーゼ陰性ブドウ球菌

第9章 ワクチン
①患者とワクチン
②医療従事者とワクチン

第10章 血液・体液曝露対策
①患者から医療従事者への感染防止
②医療従事者から患者への感染防止

 

正誤表

「手術医療の感染対策がわかる本」に下記の誤りがありましたので,お詫びして訂正致します。

●p102 図19 バンコマイシンのパルス・漸減療法

〔誤〕VCM125mg 1日4回×6日 → 〔正〕VCM125mg 1日4回×7
〔誤〕VCM125mg 1日2回×6日 → 〔正〕VCM125mg 1日2回×7
〔誤〕VCM125mg 1日1回×6日 → 〔正〕VCM125mg 1日1回×7