書籍

オンコロジストはこう治療している 大腸がん診療と化学療法 全面改訂第2版

オンコロジストはこう治療している  大腸がん診療と化学療法 全面改訂第2版
三沢市立三沢病院事業管理者兼院長
坂田 優 編
発行年月
2014年12月刊
定価
本体3,000円+税
判型
B6変形判
ページ数
260頁
ISBN
978-4-86092-115-6
注文番号A87
ご購入はこちらから

関連カテゴリー

主な内容

主な内容
1. 外来で大腸がんを疑うとき-診断の進め方
1 大腸がんを疑うべき症状と問診の進め方
2 大腸がん検査の進め方
3 鑑別と診断確定の決め手
4 大腸がんの分類と病期の決定
2. 大腸がんと確診したら-治療の進め方と適応症例
1 病期からみた治療方針(適応)の決定
2 病名告知とQOLを踏まえたインフォームドコンセントの行い方
3 Stage 0~Ⅲ大腸がんの治療方針
a 下部消化管内視鏡治療
b 手術治療
c 腹腔鏡下手術
d 術後補助化学療法
4 StageⅣ大腸がんの治療方針
a 総 論(血行性転移の治療方針など
b 切除不能転移・再発大腸がんに対する化学療法
c 外科的治療(姑息的手術,肺・肝切除を含む)
d 化学放射線療法
5 緩和医療の実際
a がん性疼痛軽減の手立て
b スピリチュアルケア
3. 進行・再発大腸がん化学療法
1 総 論
2 一次治療として推奨されるレジメン
3 二次治療として推奨されるレジメン
4 三次治療以降として推奨されるレジメン
5 分子標的治療薬の併用―大腸がん治療に用いられる分子標的治療薬の種類と特徴
6 バイオマーカーと個別化治療の実際
7 有害事象への対策―支持療法の進め方
a 悪心・嘔吐
b 骨髄機能抑制
c 発熱性好中球減少症
d 全身倦怠感
e 脱 毛
f 出 血
g 下 痢
h 皮膚症状
i 口内炎
j 神経症状
k インフュージョンリアクション
8 PS 3~4の機能低下例・高齢者への化学療法
9 各種レジメンに忍容性が低い症例への対応
10 臨床試験という選択肢
11 新たな治療薬―今後の展望
4. 大腸がん術後補助化学療法
1 総 論
2 推奨されるレジメン
3 術後サーベイランス
5. 大腸がん化学療法に関するQ&A
① ICにおけるポイント
Q1 抗がん薬への恐怖,不安を持つ患者への対応は?
Q2 外来化学療法を効果的に進めるための患者指導のポイントは?
② レジメン選択におけるポイント
Q3 注射剤と経口剤の使い分けは?
Q4 CVポートとインフューザーポンプが必須である症例とは?
Q5 5-FUの薬剤チェンジは行うべきか?
Q6 薬剤を切り替えるタイミングは?
Q7 KRAS変異型症例に対するBBP後の治療戦略は?
Q8 KRAS野生型症例に対する抗EGFR抗体薬後の治療戦略は?
Q9 All-RASを踏まえた治療選択とは?
Q10 分子標的治療薬のon/off, 併用のタイミング,順番とは?
Q11 術後補助化学療法における5-FU系薬剤の使い分けは?
Q12 術後補助化学療法においてオキサリプラチンが必要な症例とは?
③ 治療継続のためのポイント
Q13 Key Drugを使いきるためのコツは?(Dose Intensityを保つコツ)
Q14 経口抗がん薬のコンプライアンスを維持するためには?
Q15 有害事象が現れた場合の具体的な対応は?―減量・休薬のポイント―
Q16 有害事象が軽減した後,治療再開のポイントは?
④ メディカルスタッフの方々への注意点
Q17 抗がん剤に曝露したときの対処法は?
Q18 患者指導におけるメディカルスタッフの役割とは?

正誤表

「オンコロジストはこうして治療している 大腸がん診療と化学療法 全面改訂第2版」に下記の誤りがありましたので、お詫びして訂正いたします。

オンコロジスト正誤表