書籍

オンコロジストはこう治療している 膵がん・胆道がん診療と化学療法

オンコロジストはこう治療している 膵がん・胆道がん診療と化学療法
三沢市立三沢病院事業管理者兼院長
坂田 優 監修
杏林大学医学部内科学腫瘍内科教授
古瀬純司 編
発行年月
2015年3月刊
定価
本体2,800円+税
判型
B6変型判
ページ数
199頁
ISBN
978-4-86092-118-7
注文番号A90
ご購入はこちらから

関連カテゴリー

主な内容

主な内容

Ⅰ.膵がん診療と化学療法
1.治療の進め方と適応症例
1)膵がんの病期分類と治療方針
2)外科手術とその適応
3)放射線治療
4)化学療法
a 切除不能膵がんの化学療法
b 化学放射線療法
c 術前・術後補助療法
d 膵がん化学療法の今後
5)緩和的対症療法-ステント留置
2.化学療法の進め方(投与スケジュールの実際)
1)ゲムシタビン(GEM)単剤療法
2)ティーエスワン?(S-1)単剤療法
3)GS 療法(ゲムシタビン(GEM)+ティーエスワン?(S-1))
4)GE 療法(ゲムシタビン(GEM)+エルロチニブ)
5)FOLFIRINOX療法
6)G-NP療法(ゲムシタビン(GEM)+ナブパクリタキセル(nab-PTX))

Ⅱ.胆道がん診療と化学療法
1.治療の進め方と適応症例
1)病期分類と治療方針
a 病期分類
b 治療方針
2)胆道がんの外科手術
3)胆道がん,胆嚢がんの放射線治療
4)胆道がん化学療法
a 切除不能胆道がんの化学療法
b 術後補助療法95
c 胆道がん化学療法の今後
5)緩和的対症療法
a 胆道ドレナージ
b ステント留置
2.化学療法の進め方(投与スケジュールの実際)
1)GC 療法(ゲムシタビン(GEM)+シスプラチン(CDDP))
2)ゲムシタビン(GEM)単剤療法
3)ティーエスワン?(S-1)単剤療法
4)GS 療法(ゲムシタビン(GEM)+ティーエスワン?(S-1))

Ⅲ.支持療法・緩和治療の実際
1.支持療法の進め方
2.緩和治療の進め方
1)ペインコントロール
2)精神的サポート

Ⅳ.膵がん・胆道がん診療に関するQ&A
見落としをなくすためのコツは?/初診時、既に末期症例であった患者への対応は?/経口剤と注射剤,それぞれのメリットは?/機能低下例,基礎疾患を有する例,高齢者などへの化学療法のあり方は?/術後化学療法はどこまで有効か?/膵がんの術前化学療法のメリットは?/個別化治療を的確に進めるためのポイントは?/分子標的治療薬を用いた治療の今後の可能性は?/支持療法を的確に行っていくためには?/外来化学療法をスムーズに行うための方策は?/臨床試験に参加する症例をどう選ぶか?/胆道ステント留置を決定するタイミングは?/PS3~4の患者が化学療法を希望している。どう対応するか?/疼痛緩和が困難になってきた症例への対応は?/患者に民間療法を試したいと言われたが?/BSCへの移行をどう伝えるか?/意思決定が難しい患者の治療をどうするか?

資料 膵がん・胆道がんの治療に用いられる主な薬剤一覧