書籍

オンコロジストはこう治療している 胃がん診療と化学療法 改訂第3版

オンコロジストはこう治療している 胃がん診療と化学療法 改訂第3版
三沢市立三沢病院院長 坂田 優 監修
発行年月
2012年5月刊
定価
本体3,000円+税
判型
B6変形判
ページ数
220頁
ISBN
978-4-86092-104-0
注文番号A76
ご購入はこちらから

関連カテゴリー

主な内容

目 次

1.外来で胃がんを疑うとき-診断の進め方
1 胃がんを疑うべき症状,身体所見
2 問診の進め方
3 検査の進め方
4 鑑別と診断確定の決め手
5 胃がんの分類と病期の決定

2.胃がんと確診したら-治療の進め方と適応症例
1 治療方針の決定
2 病名告知と,QOLを踏まえたインフォームドコンセントの行い方
3 早期癌の治療方針
a 内視鏡的治療の適応となる症例
b 外科手術の適応となる症例
4 進行癌の治療方針
a 外科手術の適応となる症例
b 非治癒手術の適応となる症例
c 補助化学療法の適応となる症例
d 化学療法の適応となる症例
5 再発・転移への対策の基本
6 緩和医療の実際
a 精神的ケアおよびQOLへのアプローチ-精神症状とQOL
b 精神的ケアおよびQOLへのアプローチ-身体症状とQOL
c QOLのための疼痛への対策
d QOLのための消化管通過障害症状への手立て
e 緩和的化学療法の考え方
f 緩和的放射線療法の考え方

3.化学療法の進め方と抗がん剤の知識
1 切除不能,進行・再発胃癌に対する化学療法
a 単剤での効果
b 標準的化学療法の実際とその効果
c セカンドライン以降の化学療法
d 機能低下例への治療
2 個別化治療の実践とバイオマーカー
3 Biochemical Modulation(BCM)
4 補助化学療法の実際
5 化学療法の副作用対策
6 分子標的治療の展望(新しい薬剤への期待)
7 臨床試験にあたって(効果判定を含む)
8 外来化学療法の進め方

4.胃がん診療に関するQ&A
Q1 専門病院へ紹介するタイミングはいつか?
Q2 胃全摘術後のケア-患者指導のポイントは?
Q3 個別化治療の考え方とは?
Q4 経口摂取不能の患者に対するレジメンは?
Q5 次の一手-セカンドライン選択のポイントは?
Q6 臨床研究としてのレジメンを使いたいが?
Q7 進行癌の化学療法をいつまで続けるか?
Q8 術後補助化学療法をいつまで続けるか?
Q9 化学療法のフォローアップをどう行うか?
Q10 外来化学療法の適応症例をどう判断するか?
Q11 外来化学療法における患者指導-押さえておくべきポイントは?
Q12 外来化学療法での副作用防止のために注意すべきことは?
Q13 外来患者の栄養管理をどうするか?
Q14 外来化学療法患者を再入院させる時-その判断基準は?
Q15 癌性疼痛への対応-患者本位の除痛方針とは?
Q16 患者への精神的ケア-医師が留意すべきことは何か?
Q17 インフォームドコンセントのとりづらい患者への対応は?

資料 胃がんの化学療法に用いられる主な抗がん剤一覧