書籍

オンコロジストはこう治療している 大腸がん診療と化学療法

オンコロジストはこう治療している 大腸がん診療と化学療法
三沢市立三沢病院院長 坂田 優 編
発行年月
2007年9月刊
定価
本体2,800円+税
判型
B6変形判
ページ数
200頁
ISBN
978-4-86092-071-5
注文番号A45
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主な内容

目 次

1.外来で大腸がんを疑うとき-診断の進め方
1 大腸がんを疑うべき症状―検診を含めて
2 問診の進め方
3 検査の進め方―内視鏡と透視の使い分け
4 大腸ポリープの取扱い
5 鑑別と診断確定の決め手
6 大腸がんの分類と病期の決定
2.大腸がんと確診したら-治療の進め方と適応症例
1 治療方針の決定
2 病名告知とQOLを踏まえたインフォームドコンセントの行い方
3 早期癌の治療方針
a 内視鏡治療の適応となる症例
b ESDの将来性
c 外科手術の適応となる症例
d 腹腔鏡治療の適応となる症例
4 進行癌の治療方針
a 結腸切除の適応となる症例
b 直腸切除(機能温存)の適応となる症例
c 直腸切除(ストーマ造設)の適応となる症例
d 姑息的外科治療の適応となる症例
e 放射線療法の適応となる症例
f 化学療法の適応となる症例
5 再発・転移への対策
6 緩和医療の実際
a 緩和医療にあたって
b 精神的ケア
c 疼痛の軽減
d 緩和医療としての化学療法
3.化学療法の進め方
1 大腸がんに対する化学療法の考え方
a 単剤での効果
b 併用療法
c 免疫療法の未来はあるか?
d 補助化学療法の現実
e 新しい治療薬をどう使いこなすか
f 分子標的治療の展望―わが国の遅れをどう取り戻すか
g 臨床試験にあたって―進行中の試験も含めて
2 投与スケジュールの実際
a 大腸がんの化学療法
b 外来化学療法について
c 投与スケジュールの実際
3 FOLFOX,FOLFIRIの実際―リザーバーの功罪―
4.大腸がん診療に関するQ&A
Q1 見落としをなくすためのコツ―どんなケースで見落としがあるのか?
Q2 確診しづらい症例―次にどのような検査が必要か?
Q3 高次医療の必要な患者―専門病院へ紹介するタイミングはいつか?
Q4 セカンド・オピニオンをどう行うか?
Q5 手術後のケア―患者指導のポイントは?
Q6 ストーマケア―患者指導のポイントは?
Q7 放射線療法(放射線化学療法)に期待できる効果は?
Q8 ファーストラインをどう選択するか?―FOLFOXかFOLFIRIか?それとも?
Q9 セカンド(サード)ラインをどう選択するか?
Q10 化学療法は入院で行うのか?それとも外来か?
Q11 化学療法の効果判定の基準と,中止時期は?
Q12 抗がん剤の副作用にどう対応するか?
Q13 副作用を見落とさないためのコツは?
Q14 がん疼痛の軽減―何に気を付けて治療を進めるか?
Q15 患者への精神的ケアにおいて何に気を付けるか?
Q16 インフォームドコンセントがとりづらい患者への対応は?
Q17 家族とのトラブル防止のために―どのポイントを押えておくか?