書籍

消化器診療ポケットブック 上部消化管

消化器診療ポケットブック 上部消化管
自治医科大学消化器内科教授 菅野健太郎 編
発行年月
2002年10月刊
定価
本体2,500円+税
判型
B6判
ページ数
208頁
ISBN
4-900799-47-5
注文番号A29
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主な内容

1. 症状からみた上部消化管疾患の診断

1)腹 痛
2)出 血
3)悪心・嘔吐
4)食欲不振
5)下痢・便秘
6)嚥下困難
7)腹部腫瘤

2. 上部消化管疾患の各種検査法

1)消化管機能検査
2)24時間胃内pHモニタリング
3)Helicobacter pylori診断法
4)上部消化管内視鏡検査(安全で苦痛のない内視鏡検査)
5)画像診断法
6)病理組織検査
7)上部消化管腫瘍マーカー

3.代表的な疾患とその治療のポイント

1)食道アカラシア
2)食道静脈瘤
3)逆流性食道炎とGERD
4)Barrett食道
5)食道癌
6)胃 炎
7)急性胃粘膜病変(AGML)
8)胃・十二指腸潰瘍
9)消化管出血
10)胃 癌
11)悪性リンパ腫
12)胃静脈瘤

4.主な上部消化管用剤の種類と使い方

1)制酸薬
2)抗コリン薬
3)壁細胞受容体拮抗薬
iii)ヒスタミンH2受容体拮抗薬
iii)選択的ムスカリン受容体拮抗薬
iii)ガストリン受容体拮抗薬
4)プロスタグランジン製剤
5)防御因子増強薬
6)プロトンポンプ阻害薬
7)消化管運動機能改善薬
8)抗不安薬

5.Q&Aで読む上部消化管疾患の最近の話題

1)Helicobacter pylori 除菌に関わる問題

Q1 除菌治療の手順と必要な設備は?
Q2 維持療法を継続しなくてもよいのか?
Q3 除菌に失敗した。次に何をするのか?
Q4 除菌に成功したが,潰瘍が再発した。原因は?
Q5 今後の酸関連疾患治療の方向は?

2)逆流性食道炎と食道癌に関わる問題

Q1 何が問題になっているのか?
Q2 要因を除去するには?
Q3 治療薬の選び方と使い方は?
Q4 Barrett食道から食道腺癌への危険性は?

3)胃炎に関わる問題

Q1 慢性胃炎の類型と自覚症状は?
Q2 慢性胃炎と酸分泌との関連は?-H.pyloriの観点から
Q3 H. pylori 除菌は有効なのか?
Q4 治療薬の選び方と使い方は?
Q5 今後の治療の方向は?

4)癌の診断と治療に関わる問題

Q1 癌の見落としをなくすために気をつけることは?
Q2 癌の治療法の適切な選択法は?
Q3 適切なインフォームドコンセントとは?
Q4 薬物治療に関する最近のトピックスは?